スクーデリア・フェラーリ、新規参戦チームを巡ってFIAを非難

http://www.ferrari.com/English/News/Pages/100222_GR_Per_chi_suona_la_campana.aspx
http://f1.gpupdate.net/ja/formula-1-news/228733/
http://ja.espnf1.com/ferrari/motorsport/story/9443.html


総合的な非難

「今年のチャンピオンシップに向けてサインを交わした、あるいはサインするように仕向けられた13チームのうち、現段階で11チームだけがトラックに出るという必要性に留意しており、残りのうち一方は数100kmしか走っておらず、もう一方はもう少し進んでいるが、ペースを大幅に下回っている」

カンポスに対して

「12番目のカンポス・メタチームについては株主とマネージメント構造が変わり、パドックを通してホース・ウィスパラー(フェラーリツイッター)の耳に入った噂によると、気前のいいホワイトナイト(企業買収において友好的な第三者)から突然の現金注入があったと言われており、タイムリミット寸前の救済契約となったということだ」

「しかし、この寛大さの受益者は、忠実な従事者の役割を実現できるのかという疑問符の中でナイトを見つけたのかもしれない。これらは全て、ダラーラがデザインしたクルマがカタルーニャサーキットに顔を出すことや、サクヒールやその他の開催地でセナの名前がF1セッションに帰ってくるのを目撃することが想像し難いことを意味している」

USF1に対して

「13番目のチーム、USF1ノースカロライナのシャーロットに隠れているかのよう。アルゼンチン出身のロペスをはじめ、人々をガッカリさせた。ロペスはF1への道を見つけたと思ったのに、今ではすべてゼロからやり直さなければならない。驚いた事に、星条旗の下ですべては順調だと主張する傍若無人ぶりだ」

ステファンGPに対して

「お次は、セルビアのハゲワシだ。まず、彼らはFIAとの無謀な法廷闘争を開始し、トヨタの臨終に際してその遺骨を拾い上げた。今も過去のスキャンダルの名残がある人々が含まれる彼らは、ゲームから最初に脱落する誰かの代わりになるのを待ちながらうろついており、ひょっとしたら、先に述べたチームと全く同じように輝く甲冑を身にまとったナイトからの支援があるかもしれない」

総括???

「これは、前のFIA代表によって遂行された聖戦の遺産だ。この問題の原因は、小規模チームにF1参戦を許したことにある。結果として、2チームがチャンピオンシップのスタートにようやく到着しそうで、3番目のチームは見えざる手によってリングに押し込められそうだ。これがアダム・スミス(イギリスの哲学者、国富論の中で『見えざる手』という言葉を用いた)の手によるものでないことは明白であり、4番目のチームについては、失踪者を招集したほうがましである」

「その間、我々はBMWトヨタという2つのコンストラクターを途中で失っており、ルノーも名前以外のものは残っていない。全くばかげたことだった」

















此処1年少々の間に4チームのメーカーワークスが撤退の憂き目に遭わせて、且つ新規参戦チームを募集しておきながら意欲も能力もあるローラやプロドライブを落選させて、コスワースエンジンを使うと言う付帯条件を疑われても仕方が無いとしか思えない4チームを選んで、其の顛末がこの体たらくじゃ、文句の1つも言いたくもなるよなぁ・・・

それに、この原因が殆ど全てFIA前会長のマックス・モズレーにあるのは確かだもんなぁ・・・